終戦80年映画が伝える戦争の記憶
2025年は、第二次世界大戦の終結からちょうど80年にあたります。この特別な年を記念して、CS放送「衛星劇場」が戦争をテーマにした映画特集「終戦80年映画が伝える戦争の記憶」を2024年の6月から3ヶ月間にわたり放送する予定です。特集では、戦争に関する多様な視点を持つ映画を厳選し、視聴者に深い歴史の理解を促します。
6月のラインナップ
特集の先駆けとして、6月には以下の8作品が放送されます:
1.
劇映画沖縄 (1969年)
- 返還前の沖縄を舞台に、住民たちの闘いを描いた作品。主演に地井武男が名を連ねています。
- 放送日: 6月5日(木) 午前8:30~他
2.
沖縄健児隊 (1953年)
- 沖縄県知事の大田昌秀が原作、東西諸島軍に所属した師範学校職員と生徒たちの運命を描く。
- 放送日: 6月5日(木) 午後0:00~他
3.
ひめゆりの塔 (1953年)
- 沖縄戦での女子学生たちの悲劇を描いた名作で、反戦と平和を願う思いが込められています。
- 放送日: 6月5日(木) 深夜0:00~他
4.
あゝひめゆりの塔 (1968年)
- 吉永小百合主演で、沖縄師範女子部の生徒たちの物語が展開されます。
- 放送日: 6月12日(木) 深夜0:15~他
5.
海の彼方 (2016年)
- 台湾移民の歴史を掘り下げたドキュメンタリー作品。生活の背景や苦悩を表現しています。
- 放送日: 6月2日(月) 午前10:30~他
6.
戦争と人間 シリーズ (1970年~1973年)
- このシリーズは、戦争の本質や人間的側面を掘り下げ、大河的な描写で各作品が展開されます。
- 1部から3部まで、戦争の歴史的背景を詳細に描写しています。
- 放送日: 6月1日(日)
7月と8月の予定
7月には「間諜未だ死せず」、「必勝歌」、「乙女のゐる基地」等、さらには8月には映画に加えて戦争をテーマにした舞台も放送予定です。これによって、戦争の様々な側面に触れることができ、より深い理解が得られそうです。
松竹の昭和100年プロジェクト
この特集に合わせて、松竹では「昭和100年」プロジェクトも進行中です。昭和時代の名作映画に関する様々な企画が展開されており、興味深い情報を得ることができるでしょう。詳細は公式サイトで確認することができます。
詳細情報
特集「終戦80年映画が伝える戦争の記憶」の詳細は
こちらから、もしくは「昭和100年」プロジェクトの詳細は
ここをクリックして、最新情報をチェックしてみてください。また、CS衛星劇場の視聴指南は
こちらから確認できます。視聴に関する問い合わせは、衛星劇場カスタマーセンターまでどうぞ。
この特集は、映画を通じて戦争の記憶を映し出し、視聴者にとって重要な意味を持つと同時に、深い考察を促す機会となるでしょう。日々忘れがちな過去に目を向ける貴重な体験ができるこの機会、是非お見逃しなく。